モデルにディティールとリアリティを追加するため、SketchUp では面のマテリアルをペイントできます。マテリアルとは、色やオプションのテクスチャ (イメージ ファイル内で定義) を持つペイントのことです。たとえば以下の図では、屋根のマテリアルの色は青く、テクスチャは金属の屋根をシミュレートしています。また、壁と草も色とテクスチャを持つマテリアルです。 モデルにこのようなマテリアルを適用すると、SketchUp のマテリアル用特殊機能によって、以下のことが可能になります。
3Dでモデルを作成するときは、すべての側面から表示する必要があります。SketchUp では、描画中常に回転、ズーム、パン表示を実行します。 オービット:オービットさせると、モデルの周囲、上、下に移動します。ピーターパンがモデルの周りを飛ぶように回転させることができます。 ズーム:描画中にズームインすると特定のエリアに焦点を合わせて表示し、ズームアウトするとモデルのより広範な部分を表示します。 パン表示:パン表示すると、左、右、上、下に移動します。 ヒント:これらのツールは頻繁に使用するため、SketchUp では 3 ボタンのスクロールホイールマウスを使用して一時的に各ツールに切り替えることができます(マウスのショートカットについては、この記事の後半で説明します)。SketchUp を使用して描画を行うことが多い場合は、3 ボタンのスクロールホイールマウスを使用すると、スクロールホイールを使用しない場合や、1 ボタンのマウスを使用する場合よりも、モデリングが簡単になります。
SketchUp の [ソリッド] ツールを使用すると、ある図形を別の図形と結合したり切り抜いたりすることで新しい図形を作成することができ、外側シェルや建具のモデリングが簡単になります。 注: [ソリッド] ツールは SketchUp for Web の Shop サブスクリプションにも含まれています。Shop サブスクリプションの機能の詳細については、「SketchUp for Web: Free と Shop」を参照してください。 SketchUp では、有限の閉じた体積を持つ任意の 3D モデル (コンポーネントまたはグループ) をソリッドと呼びます。リーク (足りない面またはエッジで接触していない面) があるものは SketchUp ソリッドではありません。次の図は、いくつかのソリッドを示しています。
堅実な構造・デザインと M.C.エッシャーのだまし絵の違いは何でしょうか。それは正確な測定です。 SketchUp では、[メジャー] ツール、[分度器] ツール、[測定] ボックスを使用して正確にモデリングできます。 [メジャー] ツール () では、距離を測定し、正確なガイドラインとガイドポイントを設定できます。 注: ガイドラインとガイドポイントは、正確に描画するためのガイドとして使用される一時的な破線です。通常のジオメトリには干渉しません。
SketchUp では、エッジと面の相対的なサイズに基づいて、モデルのサイズや形状を変更できます。利用可能なオプションの概要を次に示します。 [メジャー] ツールを使用して、モデル全体の尺度を変更します。 [メジャー] ツールまたは [尺度] ツールのいずれかを使用して比率を維持しながら、エンティティのサイズを変更します。 [尺度] ツールでエンティティを伸縮して、尺度を変更します。たとえば、キャビネットを現在の幅の2倍に伸ばしたり、車の幅を5%狭めたりします。 モデル内の単一のコンポーネントまたはすべてのコンポーネントの尺度を変更します。 次の動画では、[尺度] ツールでジオメトリの尺度を均等に変更したり、寸法を伸ばしたりする方法を説明しています。 モデル全体の尺度変更の詳細や SketchUp の尺度変更機能の詳細な手順については、この記事の後半のセクションを参照してください。
SketchUp の反転と回転ツールを使用すると、ジオメトリはアクロバティックな劇団と同じくらい軽快になります。[反転] コマンドを使用すると、ジオメトリを任意の軸に沿って180度逆に反転できます。[回転] ツールを使用すると、プロの体操選手のように、ジオメトリを回転したり折り畳んだりすることができます。 目次 軸に沿ってジオメトリを反転する ジオメトリを任意の角度で回転させる コーナー推定グリップ 軸に沿ってジオメトリを折り畳む 軸に沿ってジオメトリを反転する ジオメトリを反転するには、次の手順に従います。
SketchUp でモデルを描画する場合、モデル (またはその一部) の移動は文字通り3次元で行われます。 この記事では、クリックして移動するだけの操作から 3D 座標による正確な移動まで、3D モデル内での移動についてご紹介します。 注: [移動] ツールは控えめな名前のツールであり、その機能のすべてが名前に表れているわけではありません。[移動] ツールの他の機能の詳細については、「ジオメトリの伸縮」、「作成済みのオブジェクトをコピーする」、「反転と回転」を参照してください。 移動の準備はできましたか?次の手順に従います。
[プッシュ/プル] ツール()を使用すると、面から3D形状を作成したり、モデルから3D形状を切り取ったりできます。円形、長方形、抽象的な面など、あらゆるタイプの面をプッシュ/プルすることができます。 目次 面から3D形状をプッシュする モデルから3D形状を切り取る ビデオでは、[プッシュ/プル] ツールで実行できるすべてのテクニックを紹介しています。または、モデルのプッシュ/プルについて説明している詳細な手順をお読みください。
[選択] ツール()では、SketchUp の他のツールやコマンドの適用対象となるエンティティを指定します。線の長さを変更する場合は、まず線を選択します。ボックスを拡大/縮小する場合は、まずそのボックスを選択します。線とボックスを移動させる場合は、両方を選択し、選択セットと呼ばれるものを作成します。 [選択] ツールは次の場所にあります。 基本ツールバー(下図)、ラージツールセットツールバー、主要ツールバー(Microsoft Windows) ツールパレット(macOS) ツールメニュー
多くのモデルは基本的な図形からスタートします。SketchUp では、図形ツールを使用して長方形、円、多角形を描くことができます。これらのツールは、スタートアップ ツールバー、描画ツールバー、ラージツールセット ツールバーにあります。 目次 長方形または正方形を描く 回転した長方形を描く 円または楕円を描く 多角形を描く 図形を編集する 長方形または正方形を描く SketchUp では、どこにでも長方形を描くことができます。